子育てするママとしての働き方

就業構造基本調査によると、子供を育てながら働いている女性は100人中53人ほどいます。
以前は専業主婦の割合の方が多かったのですが、正社員ではなくてもパートやアルバイトを含めると共働きをする家庭が多くなっています。
そのため、子育てをするママとしての働き方が注目されるようになってきています。
ママとしての働き方の一つとして、正社員で働くというものがあります。
正社員であれば会社の業績にもよりますが、基本的には終身雇用が期待できます。
加えて、安定して収入を得ることができるというメリットがあります。
定年を迎えた後、国民年金だけでなく厚生年金を受け取ることが可能です。
また、スキルアップの機会やキャリアアップの道などが用意されています。
ただしその分会社内における責任も大きくなるので、残業や休日出勤などによってプライベートの時間も削られる可能性もあります。
アルバイトやパートとして働く場合には必ずしも契約が更新されるわけではありませんので、正社員と比べると安定性はないかもしれません。
しかし、自分の都合に合った条件で働くことができるのは、ママにとって大きなメリットです。
転勤もありませんし、残業も休日出勤もありません。
子育てを重視しているママにとっては、働きやすい環境と言えるでしょう。
ただ、給料は正社員よりも安く、社会保険への加入も認められていない場合もあります。
正社員、アルバイト、パートのいずれを選ぶかは、ママが何を重視するかで変わります。